新築で戸建を建てる際、庭にこだわりたいという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、新築戸建の庭づくりのポイントについてご紹介します。
庭の種類や特徴、庭づくりの失敗例などもあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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新築戸建を建てる際、どのような庭にするのかワクワクしますよね。
その一方で、庭の手入れなどに関して、不安に思う方も多いのではないでしょうか。
まず最初に、庭の種類と特徴について見ていきましょう。
地面仕上げの種類
庭を作る際、考える必要があるのは、地面の仕上げ方法です。
土のままにするのか砂利を敷くのか、芝にするのかということになりますが、見た目の印象はもちろん、メンテナンスや費用面でも気になるところでしょう。
土のまま
新築時にあまり費用をかけたくない場合、土のままにしておくというのも一つの方法です。
子どもの遊び場や家庭菜園をしたい方にも向いています。
しかし、土のままにしておくと雑草が生えやすく、見栄えも悪くなることがデメリットです。
雑草の根が隣の庭に侵入して、ご近所トラブルになることもありますので、メンテナンスが必要となります。
砂利
砂利を敷くことで雑草が生えにくくなり、見た目もすっきりにすることができます。
砂利の種類によって印象が異なるため、好みのデザインに仕上げることができるのがメリットです。
しかし、自転車やベビーカーなどがとおりにくく、小さなお子さまが転んだときにケガをしやすいのがデメリットといえます。
芝生
芝生には天然芝と人工芝がありますが、どちらを選ぶかで費用とメンテナンス方法が変わります。
天然芝は施工費用が安いのがメリットですがメンテナンスが大変という点がデメリットです。
人口芝は施工費用は高くなりますが、メンテナンスが不要で1年を通してきれいな状態を保つことができます。
しかし、メンテナンス次第では天然芝は半永久的にもちますが、人工芝は10年ほどで寿命となり交換が必要となるのです。
費用面やメンテナンス面などを考慮して、どちらが良いかを選んでください。
外からの目隠し
戸建の庭づくりで気になるのが外からの視線です。
プライバシーやセキュリティを重視する方は、目隠し用のフェンスや生垣を設けることをおすすめします。
しかし、その際は日当たり面も考慮する必要があるでしょう。
外からの目隠しにこだわるあまり、日当たりが悪くなってしまっては本末転倒となってしまいます。
庭づくりの失敗例
新築戸建の庭づくりで失敗したと感じる方は少なくはありません。
実際に、どのよう失敗例があるのでしょうか。
庭づくりで失敗しないためにも、参考にしてみてください。
予算オーバー
庭づくりにこだわりすぎて、予算オーバーになってしまう方は少なくはありません。
希望どおりの庭を作ることは理想ではありますが、施工範囲が広くなると費用がどんどん増えていきます。
何を優先して、何を妥協するのかをあらかじめ決めておきましょう。
とくに、エクステリア工事費やエクステリア用品が予想以上に高くて予算オーバーしてしまったという声を良く聞きます。
雑草対策
庭が完成した当初はきれいだったものの、維持するための手入れが大変という失敗例も少なくはありません。
とくに、雑草対策は悩みの原因です。
雑草対策の基本は、手で抜くことですが、根から抜かないと意味がありません。
根が深い場合は思ったより重労働となり、中腰で作業するため腰を痛めてしまう方も少なくないのです。
春先にしっかりと除草剤を撒いたり、除草シートを敷くなどの対策をおこないましょう。
また、庭づくりの時点でしっかりと雑草対策をしておくことをおすすめします。
水道管が邪魔
庭に木を植えたり家庭菜園をおこなうことができるのは、戸建の特権です。
木を植えたり家庭菜園を作る場合、地面にある程度の深さが必要となります。
しかし、木を植えたい場所に水道管が埋まっていて植物を植えることができないという場合があるのです。
水道管の位置に関しては、住んでみて気づくという方が多いので、土地を購入する前に確認しておくことをおすすめします。
ライフスタイルに合わなかった
憧れて設置したものの、実際に使ってないというパターンも少なくはありません。
よくある失敗例にウッドデッキがあります。
安い木材で作った場合は、とくにメンテナンスが大変なこともデメリットといえるでしょう。
ウッドデッキを維持するために、3年~5年に1回の頻度で防腐剤を塗る必要があります。
あまり使わないうえにメンテナンスも大変となり、設置しなきゃよかったと後悔する方も多いようです。
しかし、外でバーベキューを頻繁におこなう方や、メンテナンスが苦にならない方にはおすすめします。
駐車しづらい
庭に駐車スペースを作ったけど、実際住んでみると駐車しずらかったという失敗もよくあります。
電柱やエクステリアが邪魔して駐車しずらかったり、さまざまな失敗例がありますので、駐車場の位置を決める前に一度実際に駐車してみましょう。
新築戸建の庭づくりのポイント
最後に庭づくりのポイントについてご紹介します。
庭の目的を明確にする
先ほどの失敗例にもありましたが、憧れだけで庭づくりをしてしまうと目的を果たせない庭となってしまいます。
手入れを重視したいのか、子どもが遊びやすい庭を作りたいのか、家庭菜園をしたいのか、目的は各家庭それぞれです。
庭づくりの前に、どのような目的で庭を作りたいのかを明確にしておきましょう。
動線を考える
目的を明確にすると同時に、人の動線を考えて庭づくりをするのが重要です。
玄関から駐車場へ、裏口玄関から庭へ、というように生活の様子をシミュレーションして動線を考えることをおすすめします。
せっかくきれいに仕上げた庭であっても、動線を考えずに作ってしまった庭は使い勝手が悪くなることもあるのです。
たとえば、駐車場から玄関までの動線を考えずに作ってしまうと、雨の日や荷物の多い日にストレスとなってしまいます。
そして、常に人が歩く場所に芝生を敷いてしまうと、すぐに傷んでしまう可能性もあるのです。
人の歩く道には砂利やコンクリートを敷くなどの工夫が必要でしょう。
メンテナンスのしやすさ
先ほどの失敗例でもありましたが、メンテナンスのしやすさも重要です。
きれいな庭を保つためにはメンテナンスは欠かせませんが、極力メンテナンスをしなくても済むように仕上げることもポイントの一つといえます。
たとえば、庭のメンテナンスの大変さに雑草対策がありますが、砂利を敷けば雑草が生えにくくなるほか、下地に防草シートを敷くとさらに効果的です。
また、ウッドデッキなどもメンテナンスに時間をかけたくない方は、ある程度良い木材を使うことをおすすめします。
駐車場や駐輪スペースの確保
駐車場はライフスタイルの変化なども考慮して作る必要があります。
新築当初は夫婦二人でコンパクトカーだったものの、子どもが産まれて大型車に乗り換えることも考えられますよね。
その際、車が大きくて駐車しずらくなる可能性もあるのです。
また、駐輪場の場所も確保しておくことがポイントでしょう。
まとめ
今回は、新築戸建の庭づくりについてご紹介しました。
庭の種類はさまざまで、どのような庭にするのかを考えるだけでワクワクしますよね。
しかし、庭の目的を考えずに作ってしまったり、動線を無視して作ってしまうと、後悔することになってしまいます。
また、庭づくりはこだわっていくと費用がどんどんかさんでいきますので、優先順位をしっかりと把握しておきましょう。
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